「愛と前進」 障がいのある方たちが自らの意思で選択し、主体的な生き方ができるよう支援することを目的とした施設です。
事業案内
《すみれ・つくし班》
今年度から日中の活動をそれぞれの班ごとではなく、一緒にすることになりました。2つの班を合わせると25人と大所帯です。班員の年齢層が高く、たくさん身体を動かすような活動は難しいこともありますが、身体機能の維持を目標に楽しみながらゆったりとした時間を過ごしています。創作活動が得意な方が多く、出来上がった作品を見せ合ったり褒めあったりしながら日常生活の中に喜びを見出し、ポジティブな気持ちを持って取り組んでいます。
《さくら班》
施設の敷地内を散歩するときは、利用者の方それぞれがお互いに声を掛け合い、時には手をつないで、元気いっぱい楽しんでいます。5月に植えたヘチマの成長を見守り、たくさんのヘチマが重たい実をつけ、驚きと喜びを感じています。また、畑の農作物の水やりにも出かけています。収穫した野菜がおいしいおやつや食事になってテーブルの上に登場すると、皆さんの笑顔が一層輝き、笑い声が響き渡ります。そんな光景が「さくら班らしさ」です。
《たんぽぽ班》
様々な特性を持った利用者の皆さんが、心地よく、より良い環境で過ごせる場所となるよう、昨年度末に作業室の引っ越しをしました。意欲的・活動的な方が多く、定期的なドライブや誕生日会を催し、大勢で楽しむ雰囲気を大事にしています。その中でも、支援員と協力してワイワイ作るおやつは、出来上がりをワクワクしながら待ったり、仲良く分け合って楽しんで食べたりと、みんなが大好きな時間です。
《ひまわり班》
今年度から班活動として畑の作業に力を入れています。5種類ほどの野菜の苗を植え付け、水やりや草取り、収穫まで積極的に参加できるようにみんなで頑張っています。日々汗を流す中で、目標を達成する喜びを体感していただけたらと思います。もちろん、収穫した野菜をおいしく楽しめる食事会は大好評です。「個々の自立」という課題と共に、一人一人の生活が充実する支援をしていきたいと考えています。
《ひばりグループ》
ルーティンで行っている日課の活動を通して、見通しを持った活動をしていくことを意識しています。「ひばりグループ」という名前の由来は、目標に向かって真っすぐに迷いなく大空を舞うひばりの姿が、利用者の皆さんと重なるからです。個々が望み、自分らしさを持って安心して過ごせる場所となるような、創意工夫のある支援をたいせつにしたいと考えています。